SASUKEを見ていると、毎回のように画面に残っている選手がいます。
「またこの人、残ってる…」「結局いちばん安定しているのでは？」
そう感じて検索した人も多いのが、森本裕介です。
派手な演出や奇抜なキャラクターではなく、
淡々と、しかし確実にステージを進んでいく姿から、
いまや森本裕介は「SASUKEの象徴的存在」として語られるようになりました。
この記事では、SASUKEを見て
「森本裕介って何者？」「仕事は何してるの？」
と気になった人に向けて、プロフィールから実績、注目され続ける理由までをまとめます。
森本裕介のプロフィール
森本裕介は、1991年12月21日生まれ。
出身は高知県で、大学卒業後は一般企業に就職しています。
現在の職業はシステムエンジニア。
制御機器メーカーに勤務し、安全系ソフトウェアの開発などを担当していると、インタビューなどで語られています。
いわゆるプロアスリートではなく、
フルタイムで働く会社員として生活しながらSASUKEに挑戦している選手です。
SASUKEでの主な成績と実績
森本裕介が注目される最大の理由は、その安定した実績にあります。
- 中学生の頃に初出場し、10代から長年SASUKEに挑戦
- 第31回大会（2015年）で完全制覇
- 第38回大会（2020年）で2度目の完全制覇を達成
この2度の完全制覇により、森本裕介は
史上2人目の「複数回完全制覇者」としてSASUKE史に名を残しています。
また、2024年に行われたSASUKEワールドカップでは、日本代表キャプテンとして出場し、
チームを優勝に導いた存在としても紹介されています。
なぜ森本裕介は「SASUKEの象徴」なのか
森本裕介が特別視される理由は、単に成績が良いからではありません。
視聴者と一緒に成長してきた選手
10代で初出場して以降、
学生時代・社会人になってからも挑戦を続ける姿を、
多くの視聴者が長年見守ってきました。
そのため森本は、
「応援される挑戦者」から「信頼される存在」へと変化していった選手とも言えます。
会社員×完全制覇という現実感
平日は仕事をこなし、
仕事後や休日にトレーニングを重ねる生活の中で、
2度の完全制覇を成し遂げた点も、多くの共感を集めています。
「特別な環境の人ではなく、努力を積み重ねた人」
というイメージが、森本裕介をより身近な存在にしています。
2025年大会で注目される理由
2025年大会で、森本裕介は
「史上初の3度目の完全制覇に挑む選手」として紹介されています。
多くの実力者が1stステージで姿を消す中、
最後まで完全制覇の可能性を残す存在として、
番組の中心に据えられているのが現状です。
もはや「挑戦者の一人」ではなく、
大会全体の行方を左右する基準点のような存在になっていると言えるでしょう。
SNSやインタビューから見える人物像
森本裕介は、派手な発言やパフォーマンスをするタイプではありません。
インタビューなどでは、
「会社員として働きながらSASUKEを続けるのは当たり前」
と語るなど、非常に淡々とした姿勢が印象的です。
一方で、コース研究やトレーニングに対する姿勢は非常に緻密で、
理論派・研究家タイプの選手としても知られています。
この冷静さと継続力こそが、
長年トップに立ち続けている理由なのかもしれません。
森本裕介は「現在のSASUKE」を象徴する存在
かつてのSASUKEは、
山田勝己や長野誠といった“挑戦そのものを体現する存在”が象徴でした。
一方で森本裕介は、
積み重ねた努力と技術で頂点に立つ「完成された挑戦者」です。
SASUKEの現在地を示す存在として、
森本裕介が注目され続ける理由は、ここにあります。
これから初めて見る人にとっても、
長年見てきた人にとっても、
彼の挑戦は「SASUKEとは何か」を教えてくれるはずです。
