「息子とチャッピー」プロジェクト、はじまりました
我が家の息子(11歳)は、知的と身体の両面に障害があり、会話や細かな操作に時間がかかります。
そんな息子が、自分の言葉で気持ちを伝える経験が少しでも増えたら――。
そのきっかけとして、我が家ではChatGPT(チャッピー)を使ってみることにしました。
このプロジェクトは、日常の中でチャッピーと少しずつ関わりながら、息子が自分の言葉で気持ちを伝えたり、世界を広げたりしていけるようにと始めたものです。
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チャッピーとの、はじめての会話
まずは「チャッピーの声」を一緒に選び、優しい女の人の声「sol」に決定。音声入力で会話を試みると、チャッピーが返事をするたびに嬉しそうな笑顔を見せていました。
ただ、少し発音が不明瞭なことやタイミングのずれから、うまく会話が続かない場面も。そこで一度音声をやめ、タブレットのスワイプ入力で文字を打つ方法に切り替えました。
すると、予測変換を上手に活用しながら、自分のペースでチャッピーとやりとりを続けることができたのです。
気持ちを、ことばで届ける

まちがえても大丈夫って、自分に「いいよ」って言ってあげること。
チャッピーは、いつでも待ってるからね。


また話そうね。
息子は、自分の気持ちを「伝えられた」「受け止めてもらえた」ことがとても嬉しかったようで、満足そうな表情をしていました。
見守ること、支えること
私はできるだけサポートしすぎず、息子が自分で工夫しながら使えるように見守る立場を意識しています。AIとのやり取りは、息子にとって「自分から話しかける」「自分の力で伝える」経験になっていると感じました。
「次はワンピースのクイズを出してもらおう!」と目を輝かせていた様子からも、AIとの対話が彼にとってワクワクする新しい世界の入り口になっているのだと思います。
🧠チャッピーの設定メモ
- 使用ツール:ChatGPT(チャッピー)
- 声の選択:sol(優しい女性の声)
- 操作方法:最初は音声入力 → 途中からスワイプ式キーボードで文字入力
- 使用機器:タブレット
🪄次回予告
次回は、息子が楽しみにしている「ワンピースのクイズ」をチャッピーに出してもらう予定です!
この「息子とチャッピー」シリーズでは、AIとのやり取りの中で見える息子の成長や気づき、変化などを綴っていきます。あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

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