今夜放送の『ニノチョコマッチ』は、アスリートたちが“専門外の競技”で真剣勝負する異種対決バラエティ。 放送を見ながら「この人は誰？」「どんな能力が活きているの？」と気になった人向けに、 各対決の見どころを整理していきます。
通天閣早登り対決｜階段ダッシュ vs 外壁クライミング
女子100mハードル・中島ひとみはなぜ階段に強い？
中島ひとみは、日本を代表する女子100mハードル選手。 短距離走にハードルの跳躍動作が加わるこの競技では、瞬発力・加速力・リズム感が重要になります。
階段ダッシュでは、1段ずつテンポよく踏み込む「ピッチの速さ」と、 短時間で心拍数が一気に上がる状況でも動きを乱さない能力が求められます。 ハードル競技で培ったスプリント力は、階段を一気に駆け上がる展開と相性が良いといえそうです。
スポーツクライミング・楢﨑智亜が外壁で有利な理由
楢﨑智亜は、スポーツクライミング界の世界トップクラスの選手。 ボルダリングを中心に、複数の世界大会で優勝経験を持っています。
クライミングは、指先の保持力、全身のバランス、体重移動の正確さが極めて重要な競技。 通天閣のような長い外壁では、ホールドの位置を瞬時に判断する「ルート読み」と、 無駄な力を使わずに登る技術が大きな武器になります。
野口啓代は“高さ108m”をどう攻略する？
野口啓代は、日本女子クライミング界を長年牽引してきたトップクライマー。 ボルダリングとリードの両方で世界的な実績を残してきました。
高い壁を登り続けるには、筋持久力と体力配分が欠かせません。 野口はルート全体を俯瞰して考え、疲労を抑えながら登る戦略性に優れており、 高さのある外壁クライミングでは安定感のある登りが期待されます。
テニス高速サーブ vs 日本一の打線
車いすテニス世界王者・小田凱人のサーブとは
小田凱人は、10代で世界ランキング1位に到達した車いすテニス界のトップ選手。 グランドスラムやパラリンピックでも結果を残し、世界的に注目されています。
車いすテニスでもサーブは試合の主導権を握る重要なショット。 小田選手は体幹の回転を生かした攻撃的なサーブを武器に、 そこから一気にポイントを取りにいくスタイルが特徴です。
なぜ野球選手でも打ち返すのが難しいのか
テニスの高速サーブは、打球が届くまでの時間が非常に短く、 左右・高低・回転と選択肢が多いのが特徴です。
野球は投球動作から球種やコースを読む時間がありますが、 テニスのリターンはバウンド後の変化にも即座に対応する必要があります。 そのため、球速だけでなく反応時間と動きの方向性の違いが、 この対決の難しさにつながっています。
異種ボウリング対決｜精度 vs パワー
遠藤保仁が持つ「正確性」という武器
遠藤保仁は、日本代表として長く活躍してきたサッカー界のレジェンド。 正確なパスやプレースキックで知られ、キック精度の高さは折り紙付きです。
ボウリングでは、同じフォームで狙ったコースに投げ続ける再現性が重要。 遠藤の方向性のコントロール能力は、精度重視のボウリングと通じる部分があります。
清水邦広の爆発力はストライクにつながる？
清水邦広は、日本男子バレーを支えてきたパワーヒッター。 高い到達点から打ち込むスパイクと強烈なサーブが持ち味です。
下半身の踏み込みと体幹の回転を生かしたパワーは、 重いボールを勢いよく投げるボウリングにも通じる要素。 破壊力重視の投球がどう結果に結びつくかが見どころです。
ニノ＆チョコプラは“競技そのもの”より空気づくり
二宮和也、10年ぶりの本気疾走
二宮和也は、嵐として長年ダンスパフォーマンスを続けてきた経験があり、 体力やリズム感は一定レベルを維持していると評価されています。
瞬発力よりも、要所を押さえる器用さが話題になることが多く、 久々の全力疾走がどんな姿になるのか注目が集まります。
チョコプラは“盛り上げ役”としての存在感
チョコレートプラネットは、競技者というより番組全体を回す役割。 アスリートの凄さを引き出しつつ、視聴者に分かりやすく伝える存在です。
ガチ対決と笑いのバランスを取るポジションとして、 番組の雰囲気づくりに欠かせない存在といえるでしょう。
