2025年秋、音楽シーンの“次に来る”はこの3組
SNS発のムーブメントが配信チャートやテレビ音楽番組に波及した2025年秋。今回は、俳優系の話題から一歩離れて、音楽活動メインで注目度が急上昇しているアーティストを3組に絞って紹介します。Z世代の共感ソング、80’sダンス×現代R&Bの再解釈、ダンス&ボーカルの総合力――それぞれベクトルが異なる“次の主役”をチェック。
AKASAKI|TikTok発・等身大リリックで刺さるZ世代の新星
自作曲がSNSでバイラル化し、等身大の恋愛観とメロの良さで一気に認知を広げた新鋭。代表曲「Bunny Girl」は短尺映えするフックが強く、ショート動画→サブスク試聴→フルで聴く、の導線を生みやすいのが特徴です。
- 注目理由:SNS起点の自走力。ハッシュタグ文化と相性が良く、ユーザー参加型の二次創作が広がりやすい。
- 推しポイント:言葉が難解になりすぎず、日常語のニュアンスで刺す歌詞運び。勉強・恋・バイトなど“いま”の生活に重なる。
- 聴きどころ:サビ頭のキャッチーさ+間奏の抜き。「ながら聴き」でも引っかかる音像設計。
MONONOKE|80’sダンスの高揚×現代R&Bの余白、クラブ通から火種拡大

アルバム『Supply/Demand』を機に、シティポップ以降の80’s感をダンス・R&Bの温度で再編集。クラブ・DJ界隈のプレイリストから口コミが広がり、都市型フェスの“昼帯→夕方”にハマるムードを持つ存在です。
- 注目理由:レトロ回帰の波に“今のビート感”を接続。ノスタルジーで終わらない身体性が支持を獲得。
- 推しポイント:ベースとリズムの抜き差しが巧みで、スピーカー環境を選ばず気持ちよく鳴る。
- 聴きどころ:4つ打ち一辺倒ではないグルーヴ変化。夜更けの作業用BGMから通勤プレイリストまで汎用性高め。
Reiko|ダンス×歌の総合点で魅せる、王道ポップの新旗手
ハイレベルなダンススキルと伸びるボーカルで、ライブ映え・テレビ映えを両立する次世代ソロ。リード曲「BUTTERFLY」はイントロのフックとブリッジの畳みかけが強く、パフォーマンス映像で一段と化けるタイプです。
- 注目理由:育成型プロデュースラインでの本格派。ステージングの完成度が早期から高く、音楽番組映えが良い。
- 推しポイント:ボーカルとダンスのバランスがよく、MV→ライブ→バラエティの順で露出を重ねると認知が加速。
- 聴きどころ:サビ後半のコーラス・ハーモニー。イヤホンで聴くと立体感が映える。
BE:FIRST と同じBMSGに所属しており、BE:FIRSTを輩出したオーディションに参加していたことでも有名です。
そのころから、彼の歌声と人柄で多くのファンを魅了しています。
3組に共通する“ネクストブレイクの条件”
- SNS初速の作り方が上手い:ショート動画/切り抜きで“最初の5秒”に引っかかるフレーズ・リズムを用意。
- プレイリスト適性:家事・通勤・勉強など生活シーンに紐づく「ながら聴き」の強さ。
- 映像相性:スタジオライブや縦型動画で音以外の魅力(ルック、振付、表情)を提示できる。
この秋は、年末の音楽特番や冬フェスのアナウンスに合わせて再バズが起きやすい時期。まずは代表曲から触れてみて、気に入ったらライブ情報も追いかけておくと“現場で化ける瞬間”に出会えます。
FAQ
Q. 3組の中でまず1曲だけ聴くなら?
A. キャッチーさ重視なら AKASAKI「Bunny Girl」。
夜にしっとり聴きたいなら MONONOKE のアルバム中テンポ曲。
元気をもらいたい時は BUTTERFLY Reiko「BUTTERFLY」 がおすすめです。
Q. 主婦層でもハマりやすいのは?
A. 家事BGM向きの MONONOKE はリピートしやすく、
AKASAKI は等身大の歌詞で共感度が高め。
映像で楽しむなら Reiko のライブやMVが◎です。




