NHK朝ドラ「巡るスワン」主演・森田望智のこれまで|出演作・経歴・魅力を総まとめ

NHK朝ドラをイメージしたフィルムと女性シルエットの森田望智特集用イメージ画像
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森田望智はどんな俳優?プロフィールまとめ

次期NHK朝ドラ「巡るスワン」の主演発表で一気に注目度が高まっている俳優・森田望智(もりた みさと)さん。「名前は聞いたことがあるけれど、どんな作品に出ていた人?」と思って検索した方も多いのではないでしょうか。

森田望智さんは、1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属の俳優で、身長は163cm。特技はフィギュアスケートとクラシックバレエという、しなやかな身体表現を感じさせる経歴の持ち主です。

Netflixドラマ「全裸監督」で一気に注目を集め、その後はNHK朝ドラや映画、地上波ドラマなど、幅広い作品で存在感のある演技を見せてきました。

主な出演作品(ドラマ)

まずは、ドラマでの主な出演作をチェックしてみます。

全裸監督(2019年・Netflix)

森田望智さんの名前を一躍知らしめた代表作が、2019年に配信されたNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」。昭和のAV業界を舞台にした作品で、森田さんはヒロインとなるAV女優・黒木香役を演じました。

大胆な役どころでありながら、繊細な心情描写と芯の強さを併せ持った演技が評価され、国内外で大きな注目を集めました。

おかえりモネ(NHK連続テレビ小説)

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」にも出演し、若い世代だけでなく幅広い年齢層の視聴者に顔を知られるようになります。朝の時間帯にふさわしい、やわらかな雰囲気と自然な演技が印象的でした。

虎に翼(2024年・NHK連続テレビ小説)

2024年放送の朝ドラ「虎に翼」では、主人公が通う女学校の同級生・米谷花江を演じました。女学校時代の友人として物語に彩りを添えつつ、戦前〜戦後という激しい時代の流れの中で変化していく女性像を丁寧に表現しています。

ザ・トラベルナース(テレビ朝日)

医療ドラマ「ザ・トラベルナース」では、中村柚子役として出演。シリアスな医療現場の中にも、人間味のある会話や温度感を生み出すポジションで、物語にやわらかさを加えていました。

恋は闇(2025年・日本テレビ)

2025年放送のドラマ「恋は闇」では、内海向葵役を担当。恋愛要素とミステリー要素が混じり合う世界観の中で、感情の振れ幅が大きいキャラクターを演じています。

◆ いつか、無重力の宙で(2025年・NHK総合)

2025年に放送予定のドラマ「いつか、無重力の宙で」では、日比野ひかり役として出演。タイトルからも想像できるように、少し不思議さを感じさせる設定が予想され、森田さんの繊細な演技がどう生かされるのか、早くも期待が高まっています。

映画での活躍

シティーハンター(2024年・Netflix映画)

2024年配信のNetflix映画「シティーハンター」では、ヒロイン・槇村香役に抜擢。人気コミック原作の実写化というプレッシャーの中、アクションも含めた体当たりの演技で“香”というキャラクターに息を吹き込みました。

◆ その他の映画作品

  • 「エゴイスト」(2023年):看護師役として出演し、物語を支える存在感のある演技を披露。
  • 「さよなら、バンドアパート」(2022年):ユリ役として出演し、インディーズ色の強い作品の中で、さりげないリアルさを感じさせる演技が印象に残ります。

世間に広く知られた代表作

森田望智さんの代表作として、まず挙げられるのはやはり「全裸監督」です。海外配信プラットフォームで世界中の視聴者に届けられたこともあり、日本のみならず海外からの評価も高く、「憑依型」とも言われる演技力が話題になりました。

さらに、「おかえりモネ」「虎に翼」と、NHKの朝ドラに続けて出演していることもポイント。日常の延長線上にいる等身大の人物から、時代の波に翻弄される女性まで、幅広い役柄を丁寧に演じてきたことが、今回の朝ドラ主演に繋がっているとも考えられます。

受賞歴:国際映画祭でも評価された新人賞

2019年には、「全裸監督」での演技が評価され、釜山国際映画祭アジアンコンテンツアワードにて最優秀新人賞(New Comer賞)を受賞。日本国内だけでなく、アジア圏でも“次世代の俳優”として存在感を示しました。

森田望智の演技の魅力・評価

森田望智さんは、役に深く入り込む「憑依型」の俳優として紹介されることが多く、次のようなポイントが魅力として挙げられています。

  • 感情の揺れを細かく表現できる:セリフだけでなく、表情や目線、少しの間の取り方で感情の変化を伝える力がある。
  • 等身大の人物像を丁寧に描く:特別な設定ではなく“どこにでもいそうな人”をリアルに演じることで、視聴者の共感を呼ぶ。
  • ジャンルを問わない柔軟さ:恋愛もの、ヒューマンドラマ、社会派、少しダークな作品まで幅広く対応できる。

作品ごとに全く違う顔を見せてくれる俳優なので、「この役も森田望智さんだったんだ」と後から気付く視聴者も少なくありません。

朝ドラ「巡るスワン」主演に抜擢された理由

2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」で主演を務めることが発表され、森田望智さんはいよいよ“朝ドラヒロイン”のポジションへと飛躍します。

制作側のコメントによると、今回のキャスティングはオーディションではなく、NHKからの直接オファーだったとのこと。制作統括の桑野智宏氏は、「物語で描きたい20代〜30代後半の時間軸を考えたとき、単純なオーディションでは選びきれないと判断した」と語っています。

「なぜ自分なのか分からず、本当にびっくりした」と森田さん本人はコメントしていますが、これまで積み上げてきた演技力と、さまざまな役柄を自然体で演じてきた実績を見れば、朝ドラ主演に選ばれた理由にも納得がいきます。

作品自体は“等身大の日常”を描くストーリーになるとされており、視聴者が自分の人生を重ねてしまうような、静かな共感を呼ぶドラマになりそうです。

まとめ:朝ドラ主演でさらに飛躍する注目俳優

森田望智さんは、Netflixドラマ「全裸監督」での強烈な印象からスタートしつつも、その後は朝ドラや映画、地上波ドラマなどで着実にキャリアを重ねてきた俳優です。

繊細な感情表現と、役ごとに“空気感”を変えられる表現力は、朝の15分という限られた時間でも、視聴者の心を動かしてくれるはず。「巡るスワン」放送開始までの間に、今回紹介した過去作を振り返っておくと、ドラマがより一層楽しめそうです。

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