2025年秋のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、主人公・松野トキ(髙石あかり)の“唯一無二の親友”として話題なのが、野津サワ。演じるのは、映画・ドラマで確かな演技力を積み重ねてきた円井わんさんです。作品の核である「あなたはあなたのままで」というテーマを、サワという存在を通じてやさしく体現していきます。
目次
キャラクター:野津サワとは?
- 身の上:旧松江藩の下級武士の娘。安定した生活を目指して教師を志す、真面目で堅実な女性。
- トキとの関係:幼なじみで、誰よりもトキを理解する親友。周囲から異端視されるヒロインを、常識人の視点で支える“橋渡し役”。
- 物語上の役割:視聴者がトキの個性に寄り添えるよう、言葉少なに背中を押す存在。友情がドラマの芯を温かく支えます。
俳優:円井わん プロフィール
名前 | 円井 わん(まるい・わん) |
生年月日 | 1998年8月6日 |
出身 | 大阪府 |
来歴 | インディペンデント映画で頭角。2019年『KONTORA-コントラ』で海外映画祭グランプリ受賞作に主演、以後ドラマ・映画で注目を集める。 |
朝ドラ出演 | 『虎に翼』(2024年)に出演。本作『ばけばけ』で親友役として存在感を発揮。 |
主な出演作(抜粋)
- 映画『KONTORA-コントラ』(主演)
- 映画『映像研には手を出すな!』『スクロール』『光はどこにある』
- ドラマ『この素晴らしき世界』(2023/フジテレビ)
- ドラマ『不適切にもほどがある!』(2024/TBS)
- 朝ドラ『虎に翼』(2024/NHK)
“支える演技”の魅力──円井わんが光る理由
声の落ち着き、表情の余白、言葉の選び方──派手さではなく、相手役を引き立てることでシーン全体を豊かにするタイプの俳優。野津サワでも、トキの孤立に寄り添うまなざしや、必要なときだけ差し出す短い言葉が心に残ります。SNSでも「距離感がリアル」「静かなのに温かい」と好評です。
作品テーマ「特別になろうとしなくていい。あなたはあなたのままで」を、サワの佇まいで受け止める──その信頼感が、ヒロインを前へ進ませる。
今後の見どころ
- 進路の分岐点:トキの上京、サワの師範学校志望──友情と自己実現の“選択”が描かれる。
- 再会の重み:転機の場面で再登場し、後半のテーマ「友情の絆」を立体化する存在に。
- 親友枠の伝統:朝ドラの“親友ポジション”はブレイクの登竜門。円井わんのステップアップにも注目。
まとめ
『ばけばけ』の野津サワは、ヒロインの“自由”を守り、視聴者の心をそっと整えるキャラクター。円井わんの静かな存在感が、友情ドラマに深みを与えています。トキとサワの距離感が、今後の物語でどんな強さを持つのか──見逃せません。
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