「M-1グランプリ2025」PV公開!30秒で伝わる今年のテーマ「漫才万歳」とは?
2025年12月21日の決勝に向けて、「M-1グランプリ2025」のプロモーション映像(PV)が公式YouTubeで公開されました。たった30秒の短い映像ですが、今年のテーマである「漫才万歳」とコピー「あぁ、この国に漫才があってよかった。」がぎゅっと詰まった、かなりエモい仕上がりになっています。
この記事では、PVの基本情報・映像の世界観・SNSで話題になっているポイントを、わかりやすくまとめておきます。
PVの基本情報と公開時期
- 公式タイトル:「M-1グランプリ -2025.12.21 -」
- 公開日:2025年12月9日
- 長さ:約30秒
- 配信元:M-1グランプリ公式YouTubeチャンネル
決勝と敗者復活戦を2週間後に控えたタイミングで公開されたこともあり、公開直後からコメントがどんどん集まり、「かっこよすぎる」「今年もいよいよだ…」といった声で盛り上がっています。
概要欄には、大きく「あぁ、この国に漫才があってよかった。」というコピーが添えられていて、映像を見る前からすでに世界観が伝わってくるつくりになっています。
2024年の長尺PVから、2025年は“30秒モノクロ”へ
昨年(2024年)は、ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」とコラボした、約4分のドキュメンタリー風PVが話題になりました。予選から密着した映像がふんだんに使われていて、「漫才師一人ひとりのドラマ」を見せる長編だったのが印象的でした。
一方、2025年版は約30秒のモノクロPV。歴代の名場面をテンポよくつなぎながら、テーマとコピーを前面に押し出した“ショートティザー型”になっています。
去年が「漫才師たちの物語」に寄せたPVだとしたら、今年はぐっと引きで「漫才という文化そのもの」を祝福するトーンに振っている印象です。
映像のテーマは「漫才万歳」&コピー「あぁ、この国に漫才があってよかった。」
今年のM-1のキーワードになっているのが、ポスターでも使われている「漫才万歳」という言葉。
「漫才」という言葉のルーツが「万歳(ばんざい)」にある、という説明とともに、
「漫才があるこの国で生きていることそのものを、ちょっと誇らしく思える」ようなメッセージが、PV全体を通して伝わってきます。
さらに、映像や概要欄でも大きく使われているコピーが、
あぁ、この国に漫才があってよかった。
という一文。
「どのコンビが勝つか」よりもう一段上の目線で、
「そもそも漫才があってくれてありがとう」という気持ちを、視聴者側にもそっと共有してくるようなコピーになっています。
モノクロ映像と歴代名シーンがつくる“祝祭感”
今回のPVは、全編モノクロで統一された映像が特徴です。
- 歴代M-1の名シーン・名場面がテンポよく差し込まれていく
- ラストには歴代王者のコンビ名がずらりと並ぶ
- 2023年「令和ロマン」、そしてその下の2024年王者が「〃」表記になっている演出
このあたりが、SNSでも特に「かっこよすぎる」「この“〃”の表記天才」と話題になっているポイントです。
令和ロマンの連覇を、ただ文字で説明するのではなく、「〃」の一文字だけで表現してしまう遊び心。M-1の歴史の厚みと、“今まさにその延長線上に2025年がある”という感覚が、短い尺の中でもしっかり伝わってきます。
ナレーションや楽曲は“謎めいたままのかっこよさ”
30秒PVの中では、派手な煽りというより、落ち着いたトーンでメッセージを語るタイプのナレーションが入っています。ただし、現時点で公式にナレーターの名前が明かされているわけではありません。
SNSでは「声は誰なんだろう?」「聴き覚えがある」といった推測も飛び交っていますが、公式情報としてはまだ非公開。ブログでは、名前を断定せず「公式未発表」としておくのが安全そうです。
また、PV内で流れている楽曲についても、ニュース記事やコメント欄で「この謎曲好きすぎる」と表現されていて、曲名やアーティストが明かされていないことがかえって話題になっている状態です。
YouTubeコメント欄・SNSの主な反応
公式PVのコメント欄やニュース記事経由のSNS反応をざっくりまとめると、こんな声が目立ちます。
- 「今年のPV、短いのに情報量すごい」「30秒で泣きそう」
- 「歴代王者の並びがエモい」「2024年優勝者の『〃』表記がカッコよすぎる」
- 「この謎曲、フルで聴きたい」「楽曲情報を早く知りたい」
- 「コピーが刺さる」「漫才があってよかったって、ほんとそれ」
特に盛り上がっているのは、
- テーマ「漫才万歳」+コピー「あぁ、この国に漫才があってよかった。」
- モノクロ映像+歴代名シーンのスタイリッシュさ
- 令和ロマンの連覇を『〃』で表現するラストの一瞬
という、「言葉」と「見せ方」の部分。 M-1らしいセンスの良さに対して、「今年も本気だな…」という空気が一気に高まっている印象です。
今年のPVが示している“2025年のM-1の空気”
今回の30秒PVを見ていると、どのコンビか・どのネタかというよりも、「漫才という文化」そのものを祝う空気が前面に出ていると感じます。
世界観系のネタも、王道しゃべくりも、リズム系も、すべてをひっくるめて「漫才万歳」。
どのスタイルが有利かをジャッジするというより、
「今年も、この歴史の続きが見られること自体がありがたい」
そんなムードを、ほんの30秒で共有してくれるPVでした。
決勝や敗者復活戦を見る前に、一度このPVをじっくり見てから本編に入ると、
ひとつひとつのネタやコンビの背景が、いつもより少しだけ尊く感じられるかもしれません。
▶︎ PV本編はこちら: 「M-1グランプリ -2025.12.21 -」公式プロモーション映像(YouTube)





