世界が動く:BBC×SM『Made in Korea』とSMTR25の正体|K-POP新世代の育成モデルを深掘り

BBC×SM『Made in Korea』とSMTR25のキービジュアル(イメージ)
目次

BBC×SMエンタが組む新機軸「Made in Korea」とは

英国BBC制作のリアリティ番組『Made in Korea: The K-Pop Experience』は、イギリスの若者5人が韓国へ渡り、K-POPの本場で短期集中トレーニングを受けるプロジェクト。制作にはSMエンタテインメントも関与し、韓国式育成システムのリアルをBBC視点で描く試みとして注目を集めています。

SMの新世代トレイニープロジェクト「SMTR25」

SMTR25は、SMエンタが2025年に本格提示した多国籍男子トレイニーチーム。従来のSMROOKIESを発展させた位置づけで、複数名の練習生が映像やイベントで段階的に公開されています。将来のボーイズグループ輩出を見据え、パフォーマンス・語学・メディア対応まで“総合力”を磨くのが特徴です。

公開済みメンバー例(抜粋)

  • CHARLIE(Charlie Mullis):タイ×英国ルーツの練習生。英語・韓国語に通じ、映像作品出演歴を持つ次世代候補。
  • KASSHO / JUSTIN / NICHOLAS ほか:日本・韓国・米国など多文化バックグラウンドのメンバーが名を連ねます。

※SMTR25は“チーム名”であり、最終デビュー構成は今後の評価や番組動向で変化し得ます。

BBC企画×SM方式が示すK-POPの新潮流

  1. 短期×可視化の育成プロセス: 長年の非公開トレーニングを、放送・配信で“見せる設計”に転換。ファンは成長の過程をリアルタイム追体験できます。
  2. 多国籍前提のチーム設計: 欧州(英)とアジア(韓)の文化接続を前提に、語学・ダンス・SNS運用まで“越境力”を鍛えるカリキュラム。
  3. メディア横断の露出: 地上波(BBC)・配信・SNS・リアリティ企画(例:自社Webシリーズ)を組み合わせ、ファン化の入口を拡張。

「Made in Korea」とSMTR25の関係を整理

『Made in Korea』は、イギリス出身の若者が韓国で専門家から指導を受ける番組。一方のSMTR25は、SM社内の多国籍トレーニー母集団です。両者は“グローバル人材×韓国式育成”というテーマで接点があり、SMマインドを体験的に見せる装置として相互補完的に語られています。

期待値の高い“英国ルーツ”の存在

SMTR25には英国ルーツを持つ練習生(例:CHARLIE)が確認されており、英語圏の発信や欧州市場の接点としても象徴的。番組の文脈(英→韓の越境物語)とも親和性が高く、今後の露出で一気に知名度を高める可能性があります。

用語ミニガイド

  • 練習生(trainee): 公式デビュー前の育成段階。デビューは確約ではなく、評価や編成で変動。
  • プリデビュー/公開: 本デビュー前に段階的に顔出し・パフォーマンス披露を行い、ファンダムの“母集団”を形成。
  • 多国籍編成: 初期から海外市場を見据え、言語・カルチャー多様性を内包するチーム設計。

放送前に押さえておきたい見どころ

  • 英国のテレビ視聴者が見る“K-POPの練習生文化”のリアル
  • SM流メソッド(評価・メンタルケア・語学訓練・チームビルディング)
  • 短期トレーニングの限界と、継続育成(SMTR25等)への橋渡し

まとめ

『Made in Korea: The K-Pop Experience』とSMTR25は、K-POPが“韓国発の世界産業”であることを可視化する双方向プロジェクト。放送をきっかけに、欧州×アジアのハイブリッド人材が次世代のK-POP地図をどう塗り替えるのか——その序章に注目です。


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