「世界まる見え!」で話題の地上絵アーティスト・SAYPE(サイープ)とは?
2025年11月3日(月)放送の『世界まる見え!テレビ特捜部 アートSP』では、雄大な自然をキャンバスにするアーティストとして注目される「SAYPE(サイープ)」が紹介されます。
放送を見て「この人、誰?」と思った方へ、今回は彼のプロフィールや代表作、環境への想いを詳しくご紹介します。
サイープ(SAYPE)のプロフィール
- 本名: ギヨーム・ルグロ(Guillaume Legros)
- 出身: フランス(1990年生まれ)
- 拠点: スイス・ビュール
- 経歴: 元看護師という異色の経歴を持ち、14歳でアートに目覚める。社会に“意味ある作品”を残したいという思いから、巨大な地上絵アートへ転身。
“消えるアート”と呼ばれる独自のスタイル
サイープの作品は、生分解性ペイント(チョーク・石炭・水・カゼインなど)を使用して描かれる「消えるアート」。
芝生や土、雪山など自然の地表をキャンバスにし、雨や風でやがて消えていく運命も含めて“作品の一部”としています。
ドローン撮影によって初めて全体像が見えるスケール感も特徴で、環境に負荷をかけないサステナブルなアートとして世界的に高く評価されています。
代表作とメッセージ
| 作品名 | 場所 | テーマ |
|---|---|---|
| Beyond Walls(人間の鎖) | パリ・東京など世界5大陸 | 分断を越えて人と人をつなぐ連帯の象徴 |
| La Grande Vague(大波) | スペイン・エルエヒド | 浮世絵「神奈川沖浪裏」へのオマージュ。消費社会への問いかけ |
| 沖縄平和祈念公園 巨大地上画 | 日本・沖縄 | 「平和」をテーマに制作された日本ツアー作品 |
彼の作品には共通して「分断を越える連帯」「環境保護」「平和への祈り」といったメッセージが込められています。
消えていく絵の儚さが、逆に“自然と人とのつながり”を強く感じさせるのがサイープアートの魅力です。
世界からの評価と受賞歴
- 2019年:フォーブス「30 under 30」アート部門に選出
- NHKや欧州メディア、Euronewsなどで特集
- 世界各地の美術館や平和記念プロジェクトに多数参加
特に「Beyond Walls」は、世界5大陸をまたいで制作される国際連帯プロジェクトとして、世界中のメディアが注目しています。
放送で注目されるポイント
『世界まる見え!』では、干ばつや種の絶滅といった地球環境をテーマにした最新作が紹介予定です。
壮大なスケールで描かれる“地球に優しいアート”を通じて、SAYPEが伝えたいメッセージとは――。放送でもぜひチェックしてみてください。
SAYPE公式サイト・SNS
放送後は、紹介された新作や制作の舞台裏が公式SNSで公開される可能性もあります。リアルタイムでの更新も要チェックです。
まとめ
サイープ(SAYPE)は、自然と共存する「消えるアート」で環境と平和のメッセージを届ける世界的アーティストです。
放送をきっかけに、アートを通じた新しい“地球との向き合い方”に注目が集まりそうです。




